9月10日は「給湯の日」でした。
給湯は生活に欠かせないものとなっています。
給湯器にも種類があり、補助金制度を利用できるものもあります。
給湯省エネ2024

では、それぞれのメリット・デメリットをしっかり考えてみましょう。

まず 「エコキュート」 についてです。
大気の熱と電気を使用して、ヒートポンプによってお湯を作るものです。
○大気の熱を利用するため、電気代を抑えることができます。
○自然の力を利用するため、環境にも優しい仕組みとなっています。
○タンクにお湯を貯めておくため、お湯を作る時間を夜間にすると、電力のピークシフトに貢献できます。
○災害時(断水時等)にタンク内のお湯を使うことができます。
×設置費用が高い傾向にあります。
×機器が大きいため、設置スペースを広く確保する必要があります。
×タンクにお湯を貯めるシステムのため、お湯切れの可能性も。
×貯湯のため、飲用できません。(煮沸することで飲用可能です。)
エコキュート

続いて 「ガス給湯器」 です。
ガスを利用し、熱交換器を通して蛇口から直接お湯が出るものです。
○設置費用が安い。
○壁付けのものも多く、設置スペースをとりません。
○お湯切れの心配がありません。
○故障しにくく、操作も簡単です。
×光熱費が高い傾向にあります。
×断水・停電時には使用できなくなります。
×運転音が大きいため、設置場所を考慮する必要があります。
×ガス漏れの危険性があります。
給湯器

2種類の給湯器についてみてみましたが、どちらが良くてどちらが悪いということではありません。
設置する場所や使用する状況を考え、最適なものを選びましょう。