最近の新築住宅では、家族のクローゼットをまとめた 「ファミリークローゼット」が多くなってきています。
栃木県日光市内に弊社で施工した注文住宅にも、「ファミリークローゼット」を設けた例もあります。
また、大規模なリフォームで作ることもありました。
「ファミリークローゼット」を設けた時のメリットは、衣類の管理が楽になることでしょうか。
洗濯が終わり各部屋へ持っていく手間が省け、一か所で済むので動線がスッキリし、時短になるでしょう。
一方、デメリットとしてはスペースを広くとってしまうことでしょうか。
敷地面積に余裕があれば問題ありませんが、狭い土地を有効活用しようとした場合、他の部屋が狭くなるなどの問題がでてきます。
さらにお子様が大きくなり、自室へ収納したいと言うこともあるかもしれません。
多くの場合、ファミリークローゼットを設置すると各部屋のクローゼットを小さくするため、各部屋単位では収納力が小さくなってしまいます。
家族構成・生活習慣によっても収納の場所や大きさは変わってきます。
また、ウォークインなのか、ウォークスルーなのかでも使い勝手は全く違います。
ファミリークローゼットが本当に必要なのか、各部屋の収納は十分なのかもしっかり考えましょう。