2階建て以上の住宅を新築する際のことです。
上階へ上がるための階段をどの位置に配置するのか、どんな形にするのか考えることと思います。

まず階段の位置ですが、ホール(廊下)、リビングの中があります。
栃木県日光市 注文住宅
栃木県日光市 注文住宅

廊下階段のメリット
・1階の音が2階に聞こえずらい
・冷暖房の効きが良い
・来客時などに顔を合わせず、移動できる
廊下階段のデメリット
・帰宅や外出が分かりずらい
・家事動線が悪くなりやすい
・廊下を作る分コストがかかる

リビング階段のメリット
・必ずリビングを通るので、帰宅や外出がすぐに分かる
・家族のコミュニケーションが増える
・スペースを有効活用できる
リビング階段のデメリット
・冷暖房が効きにくい
・音やにおいが2階に漏れやすい
・移動の際 来客と顔を合わせやすい

どちらにもメリット・デメリットがあり、どのような生活を望むのかが重要になりそうです。
プライベートをしっかり確保し、静かな環境を望むのであれば 「廊下階段」を、
家族間のコミュニケーションを重視し、吹き抜けなども望むのであれば 「リビング階段」を選ぶと良いでしょう。

また、リビング階段は、ホコリなどが1階に落ちやすいため、階段の種類にも気を付けましょう。
そして部屋全体のイメージをこわさないようなデザインを選びましょう。
スケルトンにするのか、吹き抜けにするのか、何を選ぶかで印象がまったく違います。
動線にも注意ですね。
テレビの前を通らないといけなかったり、階段までの移動がスムーズにできないのは困ってしまいます。

階段下のスペースも有効に活用しましょう。
収納スペースやデスクコーナー、ペットコーナーなどに利用することで、
デッドスペースを最小限にすることが出来ます。

階段と一言で言っても、たくさんの選択肢があります。
見た目だけではなく、生活するうえでの最優先事項を考えましょう。