注文住宅は、間取りや外壁、屋根や設備など、すべてのものを自由に決めることが出来ます。
新築時にはいろいろと決めることが多いですが、今回は平屋について考えてみましょう。

平屋とは、その名の通り１階建ての家ですね。
すべてがワンフロアにあり、階段の上り下りがないため、身体的な負担がかなり軽減されます。
さらに、転倒や転落の危険が少なくなります。
ワンフロアのため、別の部屋にいても家族の気配を感じられるのも良いところでしょう。
健康的かつ安全に生活するうえで、平屋は適しているのではないでしょうか。

間取りを工夫し、水まわりをコンパクトにまとめることで、
生活動線が入り乱れることなく、スッキリと移動が可能になります。
動線をイメージしながら間取りを考えていきましょう。

また平屋の構造上、２階建て以上に比べ耐震性が上がります。
揺れに対して強くなるため、災害時の倒壊の危険が減少します。

デメリットとして考えられるのは、２階建てに比べ価格が割高になることでしょうか。
住宅は坪単価というものがあり、一坪あたりの金額をだします。
基礎は同じ広さでも、上階があればその分建坪は広くなります。
ですので、平屋建ては建坪が狭い分価格が割高になってしまうのです。

そして、上階が無い分部屋を横に並べていくことになります。
そのため、部屋数が同じ場合、２階建てよりも広い敷地を必要とします。
敷地に合わせ、部屋数や各部屋の広さを調整してください。